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速度制限は守るもの

もしあなたが、日本の警察は速度違反に厳しいと思っていたら、オーストラリアで走ると、もっと驚くだろうな。軽く5km/hオーバーだけでもすぐ捕まっ てしまうから。同国の面積は日本の20倍という広さなのに、とにかく警察はあるゆる手段を活用して違反者を取り締まっている。例えば、日本で一番目立つ取り締まる方法は、「オービス」という速度違反カメラや、覆面パトカーだけど、オーストラリアの場合は、他にもいろいろある。

まず、オービスみたいに、赤外線を使った「マルタノーバ」や「ギャッツォミーター」という速度違反カメラ。これが、坂を登りきってちょっとのところか、緩やかな高速コーナーを曲がったところに設置してある。坂の途中からは見えないし、見つけた時にはもう遅い、というイヤラシイ場所だ。

もちろん、覆面パトカーもある。でも、この国の警察はとても厳しいので、ほとんどの人は速度制限を守っている。だからこそ、警察はちょっとズルい仕掛けを考え出す。この前、僕が西海岸のパースの高速道路を走ったとき、びっくりする光景を目撃してしまった。周りのドライバーたちはみな110km/hの速度制限を守りながら走行っしているのに、125km/hぐらいで後ろからどんどん車を抜いてくるセダンが現れた。その現地生産のフォード・ファルコンには2人のお兄ちゃんが乗っているところを見ると、どうも怪しい臭いが・・・。彼らは僕を抜いてさっさと消えていった。と思いきや、数キロ先で彼らは誰かを捕まえて切符を切っていた。そう。彼らは高速隊で、車はオーストラリア流覆面パトカーだった。しかし、そんなふうにみんなより早く走って人を挑発してまで捕まえたいのかな、と疑問を持った。高速道路では99%のドライバーは制限速度を守るので、退屈してる高速隊は警察はわざわざ人を刺激すらするという。心理作戦とはいえ、はっきり言ってこれはまずいとは思うけど、僕にできることは、このように紙面に書くしかないね。

ところで、他の取り締まり方法は、「対向車方法」と「セスナ方法」。日本ではほとんど耳にしないんだけど、オーストラリアでは、田舎道を走るパトカーには、すれ違う対向車の速度を計る装置がついている。僕は以前、どういうものなのかが見たくて、わざとスピードオーバーをしてみたことがある。クルーズコントロールを速度制限15km/hオーバーの125km/hでセットして田舎道を走った。20分も走らないうちにパトカーとすれ違った。サイドドアの
ミラーを除いてみると、パトカーが急ブレーキをかけ、急いでUターンをして僕を追ってきた。まるで、映画「マッド・マックス」のワンシーンのようだった。すぐに車を止めてオマワリサンにいろいろ調べられた。僕はその機会を大いに活用して最近の交通事情について長々とインタビューさせてもらった。まずは、僕が出していた速度を表示したモニターで見せてもらった。パトカーのインパネに設置されていた。表示どおり、確かに僕は119km/hを出していた。パトカーがやってくるのを見て、ちょっとブレーキを踏む時間があったから、125km/hから119km/hに減速することができた。

しかし、一番びっくりしたのは、彼らが使っている車種だ。それは現地生産のGMホルデン・コモドー。GMのラインアップの中でも珍しい後輪駆動のV8という組み合わせだ。直線では充分早いんだけど、コーナーやワインディングとなるとその性能が、例えば日本の4WDターボには劣る。本当の話をすると、チェイスカーにはあまり向いていないね。オーストラリアで売られているWRXやランエボには絶対ついていけない。しかし、その事実をちゃんと理解してた警察は、一部でWRXなどをパトカーとして使いはじめている。個人的には、WRXほど犯罪者の目に付かないB4の方が適切だと思うけどね。

今回、最後に紹介したい取り締まる方法は空から。日本では北海道以外では使用されていないようだけど、広大なオーストラリアの田舎道ではセスナ小型機を利用する警察もある。道路に100m毎に白線が敷いてあって、眼下の車がその100mをどれだけ早く走るかを測定できる仕組みになっている。
だから、オーストラリアへ行こうと思っている人がいたら、速度制限はくれぐれも守るように注意しよう。日本みたいに向こうの警察は甘くみてくれないからね。

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